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すい臓ガン

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今日はすい臓ガンのお話です。
すい臓は体内の糖をコントロールするインスリンを分泌したり,食べ物を消化するための消化酵素を分泌したりする臓器です。このすい臓にガンができると主にインスリンを分泌しすぎて低血糖になります。軽度の低血糖では元気消失など症状も軽微なのですが,重度となると急に倒れたり,散歩中に動けなくなったり,痙攣発作を起こしたりします。
診断は血液検査やCTもしくはMRIなどで診断しますが,確定診断は手術ですい臓の一部を取り出し組織検査を行います。
このすい臓ガンとても悪いものが多く,通常診断を受けてから予後6ヶ月くらいの宣告が多いようです。
現在当院でもすい臓ガンのワンちゃんが2頭います。当院ではすい臓ガンの場合は,一部外科適用したのちに漢方薬療法と免疫療法にて対応しており,現在治療中の子たちも良好です(ちなみに犬種はゴールデンとジャックラッセル・テリア)。大学サイドからも依頼を受けていますので,もう少し症例数が集まると良いのですが。

このような治療を始めたきっかけが,過去に1頭すい臓ガンのラブラドールちゃんがいまたした。この子は外科摘出したの後,残りのすい臓にガンが再発したため,その後は手術や抗がん剤を用いずに担癌動物として,漢方療法と免疫療法で体調管理に努めたところ,発症から5年がんと共存したまま,まったく普通の生活で楽しく14歳の生涯を老衰で終わることができました。この治療経験を元に現在の治療をすすめておりますが大変良好です。
化学療法や放射線療法などが効果的なガンも沢山ありますが,このように治療法は一つではないのですね。
今後もそれぞれの動物達の体質に合う様々な方法を模索してきたいと思います。
(すー。!(^^)!)


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