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今日の診察室

インコちゃんがパパ?動物間のコミュニケーション。

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インコ1 インコ2
何とも可愛いお写真ですね。
これは患者さんでシーズーのシェリーちゃん4歳。
先代のシーズーちゃんが散歩中にセキセイインコを路上で保護,
飼い主も見つからず,そのまま里親となり共に生活。
ほどなく先代のシーズーちゃんが亡くなり,シェリーちゃんを迎えたところ,
このセキセイインコ♂がずいぶん仲良しにシェリーちゃんの面倒を見てくれていたようです。

インコ3 インコ4
このセキセイインコちゃんは男の子のためとても良くおしゃべりをするようになり,
シェリーちゃんの食事の時など「オスワリ,待て,ヨシ!」などかなりの数の単語をしゃべっていたとか,
そんな大の仲良しのセキセイインコちゃんも,先日腫瘍のため鳥の専門病院で他界してしまったそうです。
その直後からシェリーちゃんに異常が発生,すっかり元気がなくなってしまい,
今までまったく問題のなかった,お留守番も出来なくなってしまいました。

・・・と,そんな問題のご相談に。
しばらくママとお話をした結果,まず,新しくセキセイインコちゃんを迎えるのではなくママと共に楽しく暮らせるように,もう一度コミュニケーションをしっかりとっていく方向でお話はまとまりました。
犬達は器用ですから。シェリーちゃんはママと直接ではなく,このセキセインコ・パパを介して人間とコミュニケーションをとっていたのかも知れません。

今回のケースは犬と小鳥という,まったく異なった動物種で珍しい形で現れたコミュニケーションのケースです。犬と犬の場合には,今回のケースより影響が出やすくなります。2頭以上の多頭飼育されている方は,特に注意が必要ですね。
先にいる子がお利口で,あとから来た子は出来が悪いなんて思っていませんか?もし,そんなことがあるようでしたら,それは,後から来た犬と飼い主の間で,しっかりしたコミュニケーションがとられていないのかも知れません。犬とのコミュニケーションは『技術』ですから,人間側としては経験が増えれば必ず上達しているはずです。そうすれば自然と2頭目,3頭目と犬のお利口度はアップするはずです。
ここでちょっとコツが・・・2頭以上の多頭飼育の場合,ちょっと手間かも知れませんが,1歳を過ぎるまでお散歩は個別で行う方がよいでしょう。後から来た犬と飼い主との関係が必ずレベルアップします。

それと,今回小鳥と仲良しになったシェリーちゃんは,小動物に反応しにくい犬種でした。
犬種により小動物に対して反射的に攻撃行動(本能行動的)をとる犬種たちがいますから,皆さんのワンちゃんはどのような生い立ちで作出された犬種かを良く理解して,各犬種ごとの習性を考慮しましょう。
(すー。(^。^))


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