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イヌとの生活

人のベッドで一緒に寝ている?

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例年通り,年末から正月と徐々に寒さが増してきています。
このくらいの気温低下になると,毎年,嘔吐や下痢などの消化器疾患が激増します

今年も例年通り多発していますが,どうやら皆さんのお話を聞いていると共通点があるようです。
それは「飼い主さんの布団で一緒に寝ているワンコやニャンコ」たち。
P1040382_20120113094726.jpg

野外の動物達のからだは,夏が終わり初秋から外気の変化を体で感じ取り
被毛量が増え皮下脂肪を蓄えなどなど冬支度に入ります。
それにひき替え,我が愛する家庭の犬猫たちは,
外気の変化を感じにくい家の中で,ある意味快適に過ごしています

特に冬場ともなると,1日の大半を人間と共に暖房の中で暮らしています。
そうすると,動物たちの防寒構造は準備が出来ておらず
人間の室内生活温度などを基準とした,被毛の薄さや皮下脂肪の厚さになっています
それでも毛皮がありますから,人間より涼しい状態が理想ですが

さてここで第1の問題が発生します。
夜暖房をOFFにしてしまい,犬はそのまま,人間は暖かい布団の中というパターン!
これではいけません。常春の暖房部屋から突然厳冬の中に放り出されます
犬達もこれではたまりません。この状態がしばらく続くと,カロリー消費が激しくなり
「このごろ急に食欲が増えたわね~」なーんてよく伺う話です
体重測定してみると,ほとんどの子が「減少」しています
それは寒くてお腹も空きますね

そして,その次にさらなる問題が犬達を襲います
犬にとても優しい日本人は,ここで寝室に連れて行き
「さあ,寒いだろうからお布団の中においで~」と悪魔のささやき・・・
ポチョッとかペタッとかされると可愛いんですよね~これが
もちろん忠実なワンコ・ニャンコたちは
飼い主の甘~いささやきに従い添い寝をしてくれますが,寝室には暖房は入っていません

さてこれが第2の問題です
大型犬ならまだしも,小型犬や猫たちは体重比で約10~20倍
人間ならば体重50kgの成人として考えた場合
体重500~1000kg(1トン!)の動物の横で添い寝です
0.5~1トンの動物となると,人間が牛や象の横で添い寝するイメージです

人が夜間睡眠中に寝返りを平均約20回するそうです
潰されたら圧死,軽ければ骨折! おちおち寝てなんていられません
以前,どこかのイヌのイベントでおじいちゃんに話しかけられ
「わしも昔プードルを飼っていたんだ,
 とても賢かったけど,寝てて潰して死んでしまった」・・・(汗)
過去に当院患者さんでも骨折と脱臼が1件ずつ発生があります
お布団から出たり入ったり,寒いけどうっかり熟睡してしまったら危ないし
怖いからお布団の上に乗って眠ります・・・(涙)

そのほかにも,寝言,イビキ,歯ぎしりなど変な音も発生します
特に抱き犬であるトイ・グループのイヌ達は,人間の表情を読み取るのがお仕事
飼い主から夜中に変な音や寝言が出るたびに,心配して確認している事でしょう
そんなこんなで夜通し働かされ,気がつけば朝,あー疲れた=3
「うちの子は朝弱いのよね-」,「うちの子は,まだ若いのに寝てばっかり」?

いずれにしても,寒い部屋で暖かいところは人間が独占,
これがしばらく続けば,慢性の睡眠不足と過労から
季節性の消化器障害他が多発している模様です。
一緒に寝させたければ室温を高くして
お布団に入らなくても,体が伸びて眠れるようにしてあげてください。
(すー(×_×))




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