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今日の診察室

消化管も筋トレが必要です!

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獣医さんがレントゲンを見て診断することを影を読むと書いて『読影・どくえい』と言います。
では,下の写真はワンちゃんのものですがこの中に拡張した『胃』が写っています。
どこが胃でしょうか?みなさんも読影をどうぞ!chi..chi..chi.......。
P1000686.jpgこちらは正面像から見ているもの(上が頭側)
P1000684.jpgこれは犬を横から見ているもの(左が頭側)
(^o^)(^o^)
     (^o^)(^o^)
          (^o^)(^o^)
               (^o^)(^o^)
          (^o^)(^o^)
     (^o^)(^o^)
チーーーーーン!
正解はこれでーす。

P1000686矢印
P1000684矢印
この写真は,老犬の柴犬ちゃん。
急性の胃拡張です。通常の胃内ガスはこの写真の6分の1くらいです。
老犬では多い疾患,なんとも腹部の半分以上が以内ガスの状態。

通常犬たちは,常にガス(空気)を口から飲み込んでいて,
それらが,再度口から出ていったり,大半は腸の方に送られて一部は吸収,一部は排泄されてなくなります。
こうやってガスは循環しているのですが,
老犬になると,消化管の動きや筋力が低下や脱水傾向などにより,
正しい消化管の蠕動(消化管の働き)ができなくなったり,胃の出口がケイレンを起こしたりして
飲み込んだガスを口におくり返したり,腸の方に送り出せなくなります。
もちろん,胃捻転も急性の胃拡張の原因になります。

するとこのような巨大な胃になってしまい。
このような胃になると各種内臓を圧迫,もちろん呼吸もし難くなり,
本犬は虚脱状態となりグッタリしてしまいます。
胃拡張だけならばガスを抜いて蠕動を修正,脱水がある場合には補正すれば改善しますが,
胃捻転などの原因から来る場合には手術が必要となります。

幸いにしてこの柴犬ちゃんは,胃拡張だけでしたので簡単な処置だけで事なきを得ました。
消化管も筋肉でできていますので,シニアになると筋トレが重要です。
もちろん若い頃から内臓をトレーニングして鍛えておくに越したことはありません。
これらのことも考慮して,お食事管理をしましょうね〜。
(すー。(!_+)
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今後の参考にさせていただきまーす。



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