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今日の診察室

ヒモ状異物には要注意!

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4月の狂犬病期間もやっと折り返し,今年はとても長〜く感じます。
さて,そんなバタバタの連日,どーも手術が連発です。
なんともご機嫌のわるいお日様のせいなのでしょうかねー?
P1020098.jpg 血液検査機器はフル稼働です。。。
連日,昼間の手術枠に収まらず,夜診療後の手術となるため毎日午前様ですなぁ(疲)
でも調子のわるい子たちが,いち早い助けを求めているので気合いです(^_^)v
スタッフの疲れもそろそろピーク,何か旨いものでも食べさせなければ(笑)

何故だかセカンドオピニオンの手術がつづいていて,これらは更に可哀相ですね。
どんな症例かというと,他院で避妊手術を受けたが縫合ミス,すぐに傷が開いてしまった。
お腹の中の大きな腫瘍を見逃していたものや,
嘔吐が止まらず,実は異物で特に最悪のヒモ状異物で胃から大腸まで繋がっていた
特にこのヒモ状異物による腸閉塞は一番キケン,あと1〜2日で命が危なかったですね。
・・・これらは悲しみ倍増,考えさせられます。
P1020130.jpg 取り出した『ヒモ』ちゃん(涙)
そう言えば,手術もヒモ状異物が一番厄介,ヒモ状異物は引っ張っちゃいけないんです。
みなさんもワンコやニャンコの肛門からヒモや糸状のものが出てきたら絶対に引っ張ってはいけません。
そうです,引き抜こうとしてはいけないのです。
引き抜くとその摩擦で腸管がヒモの方向に裂けてしまうのです。
肛門からヒモ状のものが出ているときには,
軽くつまんでギリギリの位置でハサミでチョキンしましょう。

・・・と言うことで,ヒモ状異物の手術は腸管を小間切れにカットして
中のヒモを少しずつ切り刻んで引っ張らないように取り出します。
そうなると,腸管にはいくつもの切り込みを入れなければなりません。
距離が長ければそれだけ「切る→取り出す→縫合」を沢山繰り返します。
胃から大腸までのヒモ状異物となると,
お腹を開けてそれを見た瞬間に気がとーーーくなります。
よ〜〜し,もうちょっと,がんばりましょ〜。
(すー。σ(^^)
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今後の参考にさせていただきまーす。


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